瀬兵窯について

瀬兵窯について

秘窯の里で350年、
匠の手が守り抜いた美の秘法

瀬兵窯は、佐賀県伊万里市大川内山にある伊万里焼・鍋島焼の窯元です。
350年前から「秘窯の里」と呼ばれるこの地で、
日本で唯一の透明色赤絵の具技術をはじめとする独自の技法を受け継いでいます。
私たちが最も大切にしていること、それは自然との調和です。
天然色素による絵付け、精製しない陶土の使用など、
素材本来の美しさを活かしながら環境にも配慮したものづくりを続けています。
伝統技術を守りながらも、時代に求められる新たな価値を創造し続ける。それが瀬兵窯の使命です。

  • 伝統を守り、未来を創る

    私たち瀬兵窯は、伝統技術を継承するだけでなく、現代に求められる新たな価値の創造に挑戦し続けています。他にない技術への挑戦、自然との調和、そして革新への職人魂。
    この3つを大切にしながら、時代に応えるものづくりを実践しています。これからの伝統産業に求められるものは、自然素材から得た恩恵で自然を汚すのではなく、自然と調和したものづくり。
    循環型社会の一員として、環境にやさしい美しさを追求し、これまでにない鍋島伊万里焼の価値を世界に発信していきます。
    経験から紡ぎだされる職人の知恵と技術に不可能はない。そう信じて、伝統産業の中の革新者として歩み続けています。

    伝統を守り、未来を創る
  • 日本で瀬兵窯だけが持つ技術

    瀬兵窯が誇る最大の特徴は、透明色の赤絵の具による上絵付け技術です。
    この技術を持つのは、日本で瀬兵窯だけ。炎の中で生まれる独特の美しさは、他では決して再現することができません。
    また、藍染色、山桃色、蘇芳色といった天然色素による絵付けも、伊万里・有田地区で瀬兵窯だけが継承している技術です。
    合成色素とは違い、天然色素は生地に染み込むことで、淡く優しい自然な風合いを生み出します。
    さらに、一般的に伊万里焼では陶土を精製して白さを引き出しますが、瀬兵窯では敢えて精製しない陶土を使用。
    自然の素材をそのまま活かすことで、環境への負荷を抑えながら、素材本来の美しさを表現しています。

    日本で瀬兵窯だけが持つ技術
  • 秘窯の里 大川内山

    1675年、鍋島藩は技術の秘密を守るため、山深い大川内山に藩直営の窯を移しました。藩主の調度品や献上・贈答用の特別な器を作るため、選ばれた陶工たちがこの地に集められたのです。
    作られた器は市場に出回ることなく、明治まで一般の人々の目に触れることはありませんでした。
    厳重に管理された技法と品質へのこだわりが、この地を「秘窯の里」と呼ばれる所以です。現在の鍋島焼と言われる作品のほとんどが、この大川内山で焼かれたものなのです。
    私たち瀬兵窯は、この鍋島藩窯の正統な継承者として、350年間培われた技術と精神を現代に受け継いでいます。

    秘窯の里 大川内山

認められた技術力

瀬兵窯の技術力と革新的な取り組みは、数々の賞で評価されています。
2003年にはグッドデザイン賞を受賞し、2004年には佐賀県陶磁器工業組合で最優秀賞を獲得。
2018年の有田国際陶磁展では技能賞を受賞するなど、その実力は広く認められています。
これらの評価は、伝統を大切にしながらも常に新しい挑戦を続けてきた瀬兵窯の姿勢が結実したものです。
350年の歴史に新たな1ページを刻み続けながら、これからも唯一無二の価値を創造していきます。

認められた技術力 

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