古伊万里藤花

オランダの東インド会社からの発注がきっかけで伊万里・有田地区の伝統文様になりました。
当時の焼き物(磁器)は、ヨーロッパ各地に輸出されていたのですが有田地区は港がないため、伊万里市の港から船で平戸、出島を経由することで海を渡りました。この伊万里港から輸出されていたものを総称して古伊万里と呼ぶようになりました。

瀬兵窯では当時海外へ輸出した古伊万里柄を再現し、染付に上絵の金・赤・緑、黄色などの色を使い、繊細で華やかな装飾技法を用いることで現代風にアレンジ。さらに古くから縁起の良いと言われている藤の花を絵柄に加え、瀬兵窯初代から代々続く人気の商品です。

藤は昔から日本人に親しまれてきた花の一つで、1300年も前、平安時代よりもっと前から天皇や貴族に愛されており、有名な「古今和歌集」にも藤の花についての和歌が多く残されています。

藤の花はマメ科の植物で、長いツルを巻き付けながら成長します。古くから日本人は、花が垂れ下がる姿を観賞するために、つるが這い上がるための藤棚を木枠で作りました。いまでも5月の最盛期には、鮮やかな紫色の花とかぐわしい香りを楽しみに、多くの人が藤棚を訪れるなど日本人から愛されている藤の花と伝統の古伊万里柄で製作した自慢の食器です。

湯のみ、土瓶、お皿から壺まで一般食器としてご利用いただけます。